さくせん:いろいろやろうぜ

いろいろなことをやって、楽しみます。

保険初心者が「保険の窓口」でいろいろ勉強してきた。

自分は現在、国で用意されている保険以外の保険に加入しておらず*1、必要性をあまり感じていなかったのだが、相方が興味があるということで「保険の窓口」へ行って保険の事をいろいろ勉強してきたのでまとめる。
はじめはノリ気では無かったが、周りがみんな保険に入っているから・・・という理由で保険には入りたくないし、典型的な思考停止であるのでここは自分で学ぼうと考えた。毎月の出費になるしね。
では、以下からまとめ。個人のまとめなので、詳しくは専門家の意見を聞いてください。

「保険の窓口」とは

以下のウェブページが公式。

フランチャイズで運営されているとのこと。
特徴は、以下の点だろう。

  • 無料で相談が出来る
  • 特定の保険会社をプッシュしてくる訳ではない

ある程度、中立の立場で相談ができるので良さそう。ある会社が保険の窓口を運営しているのだが、収益は契約時の報酬か、それとも保険会社から定額を貰っているかは不明。

今回の自分の目的

  • 必要な保険の種類の見極め
  • 保険に加入する必要があるのか

まず行ったこと

ファイナンシャルプランナー(FP)と話ながら、シートへ個人情報の書き込み
保険の相談をするので、家族構成や喫煙有無、免許の種類、年収等を記入した。

保険の説明

保険は大きく分けて4つに分かれている。

  1. 医療保険
    • 病気になった時の保険
    • 出産時の帝王切開等も含まれる
    • 普通に出産した場合は国からの補助が出て収支はトントンらしい
  2. 生命保険
    • 万が一の保険
    • お葬式代
    • 生活費
  3. 貯める保険
    • よくわからなかった。興味が無かったともいう。
    • 貯める、増やすための保険
    • 老後資金
    • 教育費
  4. 将来の保険
    • 介護が必要になったときの保険

今回は、医療保険に興味があったのでそれについて詳しく話をきいた。

医療保険について

保険に入っていなかった場合、1日にどれほどの出費になるのかを考えます。

具体例:100万の治療費の場合

(ちなみに100万の治療費は、比較的重い病気の場合らしい。)
まずは、治療費について考える。

100万の治療費なので、100万

という訳ではない。まず、会社の健康保険に加入しているため、3割負担となる。

したがって、100万*30% = 30万。

保険に入っていないと、30万かよ!辛い!と思いきや、「高額医療費」というものがあり、治療費がお高くなった場合は申請すれば後からお金が戻ってくる。これは申請するしかないでしょう。
高額医療費によって、自分がいくら負担するかは計算式があるらしいのだが、FPさん曰く

だいたい、この例の場合は9万円。(21万円が返ってくる!)

おぉ、だいぶお安くなりましたね。
(ちなみにFPさんに200万の場合はどれくらいかかるかを質問したところ、11万くらいらしい。)
続けます。入院する期間によって1日あたりの出費は変わってきます。
最近は早く退院する傾向にあり、15日~30日だそうです。
だいたい、20日の入院として考えて

(治療費の自己負担の9万円 )/ 20日 = 1日あたり4500円 (以下約5000円 とします。)

なんか、思ったよりお安いですね。と思いました。
しかし、ここでは終わりません。
入院しているので、食事代がかかります。
食事代は1食=260円というように決まっているそうです。
そうすると1日あたりは

治療費5000円 + 3食 * 260円 = 5780円。約6000円です。

さらにこれだけでは終わりません。入院はお金がかかるんですね。
これ以外に雑費があります。ある学者さんが研究したらしいのだが、

平均して1日あたり1000円が必要

だそうです。内訳はテレビとかパジャマ代とか、病院によっては冷蔵庫代とか。
自分はテレビなんていらず、iPhoneがあれば十分です。って使えるのか。ってそれよりこれも通信費かかるか。でも、本があれば良い。ノートPCあればもっとよい。話がそれました。
そうすると、1日あたりの費用は、

治療費:約5000円 + 食費:1000円 + 雑費:1000円 = 7000円

となります。

さらにさらに、「差額ベット代」というものがあって、何かと言うと個室料金です。おれは一人でゆっくりしたい、と言う場合はこの「差額ベット代」がかかります。
これは、病院にもよりますが

1日あたり、3000円〜5000円。VIPルーム(?)になると、20000円〜

となります。
ここまでを全部含めると

治療費:約5000円 + 食費:1000円 + 雑費:1000円 + 差額ベット代:3000円= 10,000円

こんな感じになります。1日1万。結構お高い・・・。

どこまで保険でカバーするのか。もしくは、全額自己負担するか。

まず、上記で算出した1日あたりの入院金額は、妥当でしょうか。
差額ベット代は僕みたいな一般ピーポーにはいらないと思ったので、抜きました。
そうすると、今回の例であれば

1日あたり、7,000円の20日前後の支払い

ということになります。
保険に入る・入らないは、この1日7000円の20日前後の支払いを耐えられるかどうかの見極めとなりました。ここからは各個人の財務状況によります。
そうはいっても、やはり大事なのは保険料。
上記の例のどこまで保証するかによってもちろん保険料は変わってきます。
モデルケースで考えてみました。

  • 対象者:アラサー、いやアンダーサーティとしておく。
  • 入院時1日あたり5000円の60日間
  • 一生涯の保険
  • 支払いは60歳までに終える
  • 入院時1日目からお金の支給開始
  • 特定手術(88種類)の場合、10万円

こんな感じで保険料を算出すると、だいたい月額に2300円くらいになりました。年間で28,000円くらい。1日あたり80円。
思ったより高くないという実感。これくらいの負担なら加入しても問題ないかな。

医療保険の場合はこれがベースで、がん保険を加えてつける人も多いそうだ。
がんの場合は、国の認定が下りていない薬を使ったりすると保険が効かず、ドーンと金額が跳ね上がることもあるそう。そのような薬をいきなり使うことはなく、まずは国が認定した健康保険が適用される薬を使うらしい。

おわりに

どこの保険会社も同様の保険内容だと金額はそう変わらないです。保険の営業お姉さんがいるような企業は人件費も含まれて、少し高くなるのかなーとか思った。
さてさて、どうしましょう。今話題のライフネット生命も見て、保険料を比較してみよう。
一番は、元気でいることで、保険にかけたお金無駄になったな、ハッハッハー!!とか言う事でしょうか。

*1:自動車の任意保険は入ってる。病気した時の保険には入っていない。